2018年05月20日

林道走行

昨夜の大雨も朝までに上がり晴れてきたので、少し林道を走ってきました。といってもかなり整備の行き届いた「広域基幹林道」です。

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舗装路も不足なく走れるFX110ですが、やはり林道に持ち込むと生き生きします。とくにタイヤ。舗装路では、路面の凹凸によっては時々グニャリとブロックの変形を感じることがあるタイヤですが、砂利が敷かれた林道では(四輪車の経験からは、アスファルトよりもずっとグリップが下がると予想するところ)、思った以上にグリップします。リアブレーキを強めにかけても意外とリアを振り出さないし、ギアを落として加速してもズリズリ行くまでには結構余裕があります。サスペンションの動きもデコボコした未舗装路ではかえってマイルドに感じられ、思ったより大きな段差が現れてやむなく突っ込んでも全然何事もなくいなしてくれます。やはりオフロード車です。舗装路ではやや幅広すぎると感じたハンドルもしっくりきます。

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写真ではよく整備されたところしか写っていませんが、場所によっては路面のわだちを伝って雨水が流れ溝のように掘れたところや、法面が崩れて路面へ土砂や岩が流出してきているような部分も散見されました。初心者中の初心者ですので、そういうところやカーブでは無理せず速度を十分に落として走行しました。舗装路ではある程度速度が乗ると4速に入れ、そこから落とす必要性はあまりありませんが、林道では2速や3速を使いながら楽しく走れ、こういう走り方なら110ccでも十分な出力と感じました。

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夕方は前から気になっていたバッテリーレスキットや配線周りの整理。ランポートのバッテリーレスキットは白色で目立つので、黒く塗装。CDIユニットはゴムバンドで固定されていますが、このバンドがいつ切れるかわからないので、切れないうちに外して保管しておくことにし、もともとバッテリーがあった場所にハーネスのカプラー類と一緒に固定しました。ちょっとすっきりしました。
posted by tksg at 02:49| Comment(0) | おでかけ

2018年05月13日

FX110のフレーム

FX110は非常に軽量なバイクです。また見た目にかなり細身で華奢なように言われますが、実際のところはどうでしょうか。

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上の写真はシートを取り外したところです。幅の広い箱状のフレームの中に燃料が入ります。この箱はステアリングのステムを頂点にした三角形状となっていて、後ろに行くほど太くなっています。一般にこのような構造のねじり剛性は断面積の4乗に比例するので、丸パイプでは相当厚みがあっても比べ物になりません。

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リアのスイングアームとその取付部です。125ccのバイクでは、スイングアームの両端は板状のパーツになっているものもあり、箱状になっているものでも細いものが多いですが、FX110では断面積が大きい上、タンクを兼ねる箱状の部分ほど太くなっています。裏側にはリブ状の加工もされており、端的に言ってフレームの剛性は十二分のように思われます。

スイングアームは先の方ほど細く、これが華奢なビジュアルをもたらしていますが、実際にはビーム剛性(曲げ剛性)にとって重要な根元ほど連続的に太くされていて剛性に配慮されています。リアショック・スプリング取り付け部分から前は、上下に厚みのある(中央に空洞を設けた)構造となっていて、やはり、曲げ剛性を意識した作りです。

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スイングアームピボットの長さも十分長く、しっかりした構造になっています。そもそも、昔ながらのツインショック構造に比べ、この種のモノショックではスイングアームが直接、荷重を曲げ剛性として受けますから、カブやモンキーのような細いパイプでは成立し得ず、自然に剛性が確保される構造であると言えます。

全体に、大断面と連続的な形状で剛性を稼ぐ構造となっており、シンプルな形状も相まって軽さを得ています。もちろん本格的なモトクロス車のような、閉じたアルミフレームや太いスイングアームにはかないませんし、大きなショックで割れたりしにくいようある程度のしなやかさも持たせるよう作られているように見えます。それに対し、純正のガミータイヤ風のタイヤは空気圧を上げてもそれぞれのブロックがヨレる感じが拭えず、タイヤを変えると乗り味は大きく変わるだろうと思います。ただしこのバイクはあまりオンロードで飛ばすものでもないので、こういうタイヤが似合っているとは思いますが・・
posted by tksg at 23:00| Comment(0) | FX110

FX110の最低地上高とメインテナンス

現在のオフロード車のホイールは、フルサイズと言われるものでもフロントが21インチ、リアが18インチですが、FX110はフロント・リアともに21インチの大きなホイールを装着しています。さらにタンクの機能を兼ね備えた扁平なフレームと、高さを要しない横型エンジンの組み合わせにより、非常に高い最低地上高の高さを確保しています。公道走行可能なバイクとしてはトップクラスの最低地上高と言えます。

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普通に走る分には腹を擦ることを恐れる必要がなく良いのですが、メインテナンスのときには少し工夫が必要になります。特にチェーンのメインテナンスは頻度が高く、そのときにリアタイヤを回す必要があるのですが、それが簡単ではありません。センタースタンドがなく、またリフトで持ち上げるにも、小さいものでは届かない可能性があります。

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そこでまず、最低地上高の実測です。1G状態で立てかけて最低地上高を測ると370mmありました。サブフレーム部分などはもっと高くなっていますが、ステップが下寄りに付けられており、その金具の下端が少し飛び出ていて、そこが370mmです。車重がかかってこの状態ですので、さらにもう少し、約400mmまで持ち上げなければリアタイヤは空転しません。

ネットで色々調べると、高級品のジャッキ(リフト)には500mmかそれ以上まで上がるものもありますが、廉価な製品では350mmまでのものが多くなっています。また、多くのジャッキはパンタグラフ式(X字型)で、伸び切ったときにはXが細くなり片側に寄るので、あまり安定感が高いとはいえません。オフロードスタンドなどの簡易なものもありますが、そもそもオフ車は軽いので、可動しない単なる台座も多く使われているようです。そこで私は以下のようにしてみました。

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洗車用具を入れている座れるタイプのプラスティック製の箱に、適当に廃材を組み合わせて高さを稼ぎます。この状態で台座の高さが約400mmです。これを腹下のステップのそばに置き、リアを人力で持ち上げて載せるのです。FX110は乾燥重量83kg、装備重量でも87kgしかないので、リアフェンダーに覆いかぶさるようにして向こう側のスイングアームに手をかけ持ち上げると、簡単にリアが持ち上がります。いちいちリフトで上げるより手軽で素早く、また載せた状態での安定感も高いと思います。

今回は廃材を使ったのですが、写真のように少し曲がったりして危なっかしいので、そのうち適当な角材を切ってこようと思っています。ともあれ、このためだけにジャッキを買うことは避けられました。
posted by tksg at 00:00| Comment(0) | FX110