2018年09月02日

小傷の修復

今回のXR250は13年落ちの中古車なので、当然、あちこちに汚れや小傷があります。まずグリップですが、前のオーナーが交換してからかなり経っているのか劣化してきていますので、交換しました。

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バイク用品店に行くと驚くほどいろんな種類のグリップが売っています。その中から、多色使いやロゴが目立つやつでない地味なもので、寸法が合うものを買いました。よくグリップを抜くのに苦労するようですが、接着剤が劣化していたのか左右ともわりに難なく抜けてくれました。バーエンドをつけるし、きつめでほとんど回らないので、接着剤を使わずに挿入。

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バーエンドも片側が削れてしまっていたので交換。レバー類などいくつかZETAのアクセサリがついているので、安かったこともあり、合わせてみました。

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つぎにリアサイドのゼッケンカウルにとりかかります。オフ車の外装はやわらかいポリプロピレン製で、艶を出すのは難しいということですが、右側は転倒のためか傷がついているので、ダメ元で削ってみます。

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大きな傷は消せましたが、サンドペーパーの目が残ってしまっています。ここから目を細かくして、最後には仕上げ用のコンパウンドも使って磨いてみましたが、やはりもとの光沢には戻りません。良かったのは100円ショップにも売っている、女性用の「つめみがき」で、これでかなりツヤは出るので白い外装なら違和感ないところまで持っていけそうですが、黒外装はよほどうまく磨かないと元のツヤはでそうにないし、もしかしたら元の外装は艶出しのためにウレタンクリアで塗装されているようにも見えます。まあここまでの作業は下地均しと考えて、つぎの方法に進みます。

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これは3Mの「ダイノックフィルム」というもので、もともとは建材だそうですが、最近はカーラッピングなどと呼ばれ自動車(4輪車)のドレスアップにもよく使われるようになっているものです。上の写真は端切れですが、以前購入したドライカーボン風のものを大量に余らせているので、これを貼ってみることにしました。

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ドライヤーで熱風を当て、熱いのを我慢して伸ばしながら貼っていきます。凹凸が激しいものはなかなかシワなく貼るのが難しいのですが、これぐらいの形状なら十分可能です。凹部は使用の過程で剥がれて浮いてきたりすることもありますが、これぐらいのうねりなら大丈夫でしょう。思った以上にきれいに、それっぽくなりました。

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装着しました。もともと黒外装ということもあってとてもいい感じです。反対側も同じように貼り込んで完成。もしまた傷が入っても、貼り直すための在庫もたっぷりあります。

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個人的には表面がツルツルのウェットカーボンタイプよりも、少し落ち着いたこのドライカーボンタイプが好みです。他の部分も貼り込みたくなりますが、あんまりカーボンだらけになるのも品がないので、あとはライトカウルぐらいにしようかと思っています。エアクリーナーボックスの表面も少し劣化しているので、ここは次回、黒色で塗装しようと思います。
posted by tksg at 23:00| Comment(0) | XR250

油温計

XR250は空冷なので冷却水がありません。しかしそのせいで、エンジンの温度は走行風まかせ、エンジンの負荷に対し走行風があまり当たらなかったりすると潤滑油の温度が上がります。そこで油温計を取り付けました。

XR250の潤滑方式は「ドライサンプ」です。多くのエンジン(ウェットサンプ)はエンジン下部に潤滑油がたまり、それをオイルポンプが組み上げてエンジン各部へ届けます。それに対しドライサンプでは、エンジン下部へ落ちてきた潤滑油はエンジン外部のオイルタンクへ吸い上げられてしまい、潤滑はオイルタンクから別のポンプが圧力をかけて送り込みます。エンジン下部にオイル溜まり(オイルパン)を設ける必要がなくエンジンが小型化される、クランクシャフトがオイル油面を叩くことがなくなり出力が向上する、オイル冷却に有利、などの利点がありますが、オイルタンクを別に設ける必要があります。そこでXR250ではフレーム内にオイルを貯めるようになっています(バイクには割と多い方式です)。

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そのためオイル注入口はエンジン本体でなくフレームについています。タンクとハンドルの間にキャップがあり、ここでオイル量もチェックします。今回取り付ける油温計はここにキャップのかわりにつけるだけ。オイル量をチェックする棒(ディップスティック)が温度計になっていて、キャップ上に油温が表示されます。エンジン本体に取り付ける同様の油温計は車種ごとにいろいろ売られていますが、XR250は注入口が目の前なので見やすくてよい、というわけです。

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油温計を取り付ける前に精度のチェックをしておきます。今回のものは国内メーカの製品なので不安はありませんが、同様の油温計には海外製の怪しげな商品もあり、不正確な油温が表示されるとかえってまずいからです。お湯をぶくぶくと沸騰させ、そこに油温計を差し込むとちょうど100℃、精度はバッチリのようです。

走行時の油温は気温や負荷、車速によって違うはずですが、一般道を1時間ぐらい連続走行したところ120度近くまで上がりました。空冷なのでどうしても油温は高めですし、夏場ということもありますが、それにしても意外と高めです。オイル交換はこまめに、また高温時の粘度が高いオイルを入れるほうが良さそうです。渋滞路を走る機会はあまりなさそうですが、やはり空冷エンジンには油温計があったほうがよさそうです。
posted by tksg at 12:00| Comment(0) | XR250

速度計とエンジン回転数の確認

2003年モデル以降のXR250には単純なアナログ式メータがついています。タコメータはありません。低速トルクのあるエンジンで、レブリミットまで使い切ってからシフトアップする必要のない車種なので特に必要性は感じませんが、まずはどんな特性か知りたいということで、簡単なタコメータを取り付けて走行してみました。

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タコメータを取り付けると言っても、常時装着するわけではありません。写真のような簡易なタコメータが2000円少々で売られていますので、それを取り付けます。取り付けは大変簡単。1本だけリード線がついていますので、それをエンジンのプラグコードに数回巻きつけるだけ。電源を引く必要はなく、本体内のボタン電池で動作します。エンジンが止まっている間はエンジンの累積稼働時間が、またエンジン稼働中は回転数が表示されます。電源スイッチもありませんが、考えてみればこの程度の機能の消費電力はデジタル式腕時計と似たようなものですし、バックライトはボタン操作時しか点灯しませんので、電源スイッチがなくても年単位で動作するものと思われます。

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両面テープがついたマジックテープが付属しているのでそれで取り付けてもよいのですが、どうせ一時的なものなので、ハンドルにつけるスマホケースに入れてみました。古い小型スマホにGPS速度計のアプリを入れ、空きスペースにこのタコメータを入れればOK。上の写真ではアイドリング時の回転数が表示されています(スマホの画面は消えています)。

まず速度計ですが、レトロなアナログ式の割には誤差が小さく、GPSに比べて5%程度速い速度が表示されるようです。世の中のすべての速度計は(速度違反を抑制するため)実速度より少し速めの速度が表示されますので、妥当な結果です。針は短いですがとても見やすい速度計で、なによりその右のインジケータ類が明るく大きいのでウインカーの消し忘れにも気づきやすく、多くの車種に搭載されているだけのことはあります。

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次にエンジン回転数。これは上のようにタイヤサイズや減速比から計算ができますが、このエンジン音なら何回転ぐらい、というのを把握しておきたいところ。6速50km/hでは3000rpmを少し超えるぐらいですが、これが6速巡航の下限という感じで、もう少し速度が落ちたら5速にしたほうが快適に走れます。ギアを落としてレブリミットが働く9000rpm+αまで回してみましたが、ステップやハンドルに細かな振動が出てむずかゆい感じはしますが、エンジンに過大な負荷をかけている感じはしませんし、大きな頭打ち感もなくパワーもついてきます。6000〜7000rpmぐらいまでならそういう振動も出ないので、振動の出る回転域を使うシチュエーションはほとんどなく、使うとしても一瞬でしょう。

グラフからも4〜6速がクロースしているのがわかりますが、乗った感触も同様で、どのギアでもいい具合に走れてしまうため、ギアの選択に迷ったり、シフトアップしてもいいのに忘れてそのまま走ったり、ということがあります。エンジンのフレキシビリティの高さ(実用回転数の範囲の広さ)のためもあるでしょう。良いことではあるのですが、クラッチを切ったままギアを連続して落とすような場合に、1速まで落としたかわからなくなることがあります。まだ慣れていないということもあるでしょう。

アイドリング時の回転数は1300rpm前後です。空き地で、1速で発進してからアクセルを戻し、アイドリングで走れるかどうか試してみました。アイドリングから少し回転が落ちますが負けずに進みます。可変バルブ機構がないわりにカバー範囲の広いエンジンです。

タコメータはアイドリング調整などでまた使うことを想定していますが、さしあたり必要ないので、取り外して仕舞っておきました。タコメータがなくても、6速ではメーターを振り切ったところがレブリミットと思えばほぼOK。3速ではメータが指す時速の100倍が回転数です。
posted by tksg at 00:00| Comment(0) | XR250