2018年09月02日

XR250の状態確認と第一印象

今回のXR250はもちろん中古車です。全体に状態は良いですが、いくつかカスタムされている箇所や傷もあります。

  • マフラーが社外品(DELTA)に交換されています。事前調査で歯切れの良いサウンドでありながら規制適合でさほどうるさくないことを確認していたので、プラスポイントです。
  • フロントフェンダー、リアスイングアーム上のチェーンガード、フロントスプロケットガード、ハンドルバー、左右レバー、グリップ、ミラーなどが交換されています。ガード類とレバーはZETAで統一されています。
  • 左側面はほぼ無傷ですが、右側(リアのゼッケンカウル、バーエンドなど)に傷があり、転倒したようです。おそらくそのときについたものと思われる傷が、ヘッドライト上のカウルとフロントフェンダーにもあります。

外装の傷はオフ車にはつきものということですし、外装部品はまだ新品でも入手可能なのですが、どうせならまずは自分で補修してみようと思っています。幸いシート、タンクシュラウドなどには傷はありません。フォークのインナーチューブもきれいな状態でシールも交換され、店舗で確認したときの感触よりダンピングがしっかりしており、もちろん全く不安なく乗り出せる状態になっています。

とはいえ自分にとってははじめての車両。近所の車の少ない道路で30kmほど練習走行してきました。FX110が遠心クラッチ式で、またリアブレーキが左手側だったため、それに慣れてしまった体を戻す必要があります。まあこういうのはちょっと乗れば思い出すものですね。

次週は少し足を伸ばし、ただ山間部の道の駅まで往復し、100km少々乗りました。ここでの第一印象は以下のようなものです。

  • シート高、足つきはFX110と同じぐらいで特に不安はありません。身長は176cmですが体重がそこそこあるためか、まっすぐ座ると両足のかかとがそれぞれ2cmぐらい浮く程度で、少し腰骨をひねればお尻をずらさなくてもかかとが接地します。
  • 重さ(装備重量133kg)はさすがにFX110(同87kg)よりかなり重く、走行中や平地での取り回しでは特に違いを感じませんが、車庫の前の斜面(バックで入れている)を押し上げるのには力が必要で、正直これよりも重くなると厳しい感じです。
  • エンジンは排気量が2倍強、カタログスペック上の出力は4倍ですが、当然、一般道での走行にはかなり余裕があります。低域のトルクがあるため発進時だけでなく巡航時も高いギアが選べ、静かに快適に走れるのが美点。回転が落ちたときでもアクセルを多めにひねると強いパルス感を伴って思ったより加速できます。高回転時にはノイジーで振動が増えるという評があり、そこが少し不安でしたが、バランサーが搭載されているからか、スムーズと思いました。FX110はバランサーがなかったので6000rpmから上では振動が強く共振音も大きかったのですが、それに慣れてしまったからか、これなら全然問題ありません。
  • 足回り。またがったときの初期の沈み込みではリアサスがFX110よりも柔らかい感じがしますが、リンク式になっているため、そこから沈む方向は腰があります。フロントフォークもダンピングが効いていて、ブレーキング時の沈み込みもバネの柔らかさのわりにはマイルドです。空気ばねの圧縮効果が強いのでしょうか。乗り味はたいへんマイルドで、荒れた舗装路がかえって楽しいほど。
  • ポジションは快適で、シートの一番低い前の方に座ると完全に直立姿勢。ただ巡航時は少し後ろめに座ったほうがペダル操作がしやすく乗りやすい感じです。シートが柔らかく幅もあり、2時間程度の連続走行ではまったく違和感がありません。

さすが定評のある車種だけあり、最初からとても乗りやすく、なにかとジャストフィット。そんな中で一言で表すとすれば「マイルド」でしょうか。アクセルをひねったときのパワーの出方も、しっとりしたサスや柔らかいシートにも、統一されたマイルドさがあるようです。かといって弱々しいわけではなく、むしろ骨太で力強い。それぞれのパーツがいい仕事をしている、熟成度の高さを感じました。
posted by tksg at 00:00| Comment(0) | XR250