コロナ禍もなかなか落ち着きませんが、病床使用率が下がってケガも出来ないという感じではなくなってきて、気候も良くなってきたので、乗りやすい雰囲気にはなってきました。そういうわけであまり距離は伸びていませんが、それでも劣化するところは劣化します。どうも前からフロントブレーキの効きがいまいちだなあと思っていて、それは多分フォークオイルがブレーキパッドに染み込んでいるためのようなので、今回交換してしまうことにしました。
NSR250Rは乾燥重量120kg台という軽さのくせにフロントがダブルディスクで、しかもキャリパーも左右それぞれ異径対向4ポッドです。なのでブレーキパッドも2セット、4枚必要になります。パッドには乗りやすいと評価の高いデイトナの赤パッドにしました。
以前、フロントタイヤを交換してもらったときに少し手伝って、キャリパーの脱着もしたのですが、今回はパッド交換だけなのでキャリパーは外さずに差し替えるだけにします。プラスティック製のカバーをマイナスドライバーではずして現れるネジを外し、パッドピンを抜いて抑えバネを外し、パッドを入れ替えて、もとに戻すだけです。4輪車と枚数は変わらないですが、むき出しになっていて作業しやすいのと、対向キャリパーのためとても作業は簡単で楽でした。外したパッドはそれなりにまだ残っていましたが、やはり状態は悪くなっていました。
パッド交換時に少しシリンダーを押し戻しているため、走る前によくブレーキをかけて圧力がかかるようにしておきます。そしてぐるりと試走しましたが、違いは歴然。軽い力でしっかり止まるのはもちろん、ブレーキの剛性感も高まったように感じられました。これでまた安心して乗れそうです。
2022年05月28日
ブレーキパッド交換
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| NSR250R