バッテリーレス化するためには、単にバッテリーを取り外すだけでなく、電圧を安定化させるためのコンデンサを装着する必要があります。普通の電解コンデンサでも良いのですが、ここは最近はやりの電気二重層コンデンサ(スーパーキャパシタ)を使うことにしました。
自作してもよいのですが、いい具合に箱に封入されていて振動にも強い、ランポートのバッテリーレスキット(12V用)を購入しました。装着は、単にバッテリーと置き換えるだけです。
使用感には特に問題ありません。走行後数時間は電力が残っており、キーをひねるとニュートラルランプが付きます。放電しきっていても単にニュートラルランプが点灯しないだけですし、ニュートラルに入っていないとキックが降りませんので、安全上の問題はありません。バッテリーがないと保管中のショートによる発火リスクがありませんので、インナーガレージにバイクを置いている私にとっては安心材料でもあります。白い箱が少し目立ちますが、他の配線・カプラー類やCDIユニット等も雑然とついていてまとまりがないので、時間が出来たらバッテリーの空きスペースに箱を付けるなどして、少し整理し直そうと思っています。
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