2018年05月26日

スプロケット交換の効果

フロントスプロケットを15Tから17Tに変えたFX110。舗装路を100km弱、走ってきました。

まず発進。以前は2速発進で十分、というか、1速はちょっと低すぎてギクシャクする感じ、また2速にすぐ上げたくなり使うだけ面倒な感じがありましたが、スプロケット交換後は使う意味が出てきました。2速発進も十分可能ですが、出だしで遠心クラッチの滑りを少し感じ、ダッシュ力が落ちます。そこで1速を使うと、今度は当然、より活発な発進ができるようになりますし、以前ほどにはぎくしゃくしません。相変わらずすぐに2速にシフトアップする感じにはなりますが、クラッチをいたわるためにも、今後は1速で発進しようと思えるようになりました。

制限速度いっぱいの巡航はかなり快適になります。60km/h時、エンジン回転数は6600rpmから5800rpmぐらいに落ちます。空いた真っ直ぐな道で4輪車の流れに乗っても不快な振動が強くならずに巡航できる機会がぐっと増え、ここがスプロケット交換の最大のメリットだと思います。走行感覚としては、同じ速度でも回転数が落ちる上、より大きなトルクが必要となりスロットルを開くので、エンジンの爆発の感触というか、トルクの粒立ち感をよりはっきり感じながら走る感じになり,気持ち良いです。要するに振動は少なく、トルクの粒立ちは感じられるようになるということです。

一旦速度が乗ってしまうと、以前はかなり速度が落ちない限りは4速のままでよく、ギアチェンジの必要をあまり感じなかったのですが、スプロケット交換後は3速を使う機会が少し増えます。急な上り坂では4速のままで良いこともありますが、速度が落ちてきた場合、3速に落とすことができるようになります。制限速度60km/hで3速に落としても7500rpm、ピークパワー発生回転数(8000rpm)以下なので、どうしても急坂で速度を落としたくないときは3速で目一杯引っ張ることもできるようになります(交換前の60km/h、3速は8500rpmを超えるので、使いにくい領域でした)。

FX110は比較的低回転でトルクが出るような味付けで、回転数を上げてもトルクが上がっていかない感じがします(海外の資料によると6000rpmで最大トルクを発生します)。ですので、追い風や下り坂だと最高速は伸びるかもしれませんが、上り坂や向かい風の場合はエンジン回転数が最高出力回転数に達する前に走行抵抗にトルクが負けてしまい、前より最高速は落ちるのではないかと思います。もしかしたら、最高速を優先したい場合は中間の16Tがいいのかもしれませんが、個人的には巡航速度での快適度が高いほうがいいので、17Tでよかったと思っています。

FX110は4速ミッションですが、レシオは比較的ワイドです(1速と4速の減速比の比が約3.14です)。よく、ミッションの段数とレシオの関係をごっちゃにしている人がいますが、5速のミッションでもこれよりレシオが小さいバイクはいくらでもあります。ピーキーな、つまりパワフルな回転数の領域が狭いエンジン(高回転型のエンジンに多い)ではクロスレシオ化により加速力を向上させることができますが、トルク重視型のエンジンではかえってシフトチェンジのタイムロスが増える上、操作も面倒です。FX110は、もともと舗装路上では1速を使う必要がないぐらいですし、4速はこれ以上伸ばそうにも走行抵抗に負けてしまうので、高回転型でないことも相まってこの4速ミッションでちょうどいいように思えます。

P1001664.jpg

試運転後、チェーンライン側から少し覗き込んで見ましたが、先程削った部分とチェーンの間には数mmの隙間がありました。削るほどのことはなかったようですし、いずれにしても走行中に異音などはなく、問題なさそうです。フロントスプロケットの径が4mmほど大きくなることで、リアスイングアームピボット部(半透明のラバーが巻いてある場所)へのチェーンの接触も減るようです。

前回燃費計測したときとほぼ同じルートを走行して燃費計算もしてみました.52.5km走って給油量は1.11L,燃費は47.3km/Lです.気温などが違うので単純比較はできませんが、1割ほど燃費が良くなりました。ちなみにメータ上の走行距離は51.9kmで、google mapでのルート検索結果とほぼ一致するようになりました。速度計の補正によって走行距離計も補正されたわけです。
posted by tksg at 23:37| Comment(0) | FX110
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