まずはパーツ集めです。FX110向けにもショートフェンダーキットが販売されており、比較的安価でワレンズウインカーも使用されていてよさそうです。でもどうせなら自前で、また純正っぽく仕上げたかったため、自分で作ってみることにしました。ウィンカーはデザインと値段優先で、2本でたった900円の「流れる」タイプを買いました。反射板はナンバープレートに共締めにする横長のタイプを選択。
そして肝心のテールランプですが、検索しているうちに純正にそっくりな形状のもの(ポッシュ アキュートLEDテールランプ)を見つけました。もともとFX110のテールランプは、リアフェンダーとぴったり形が揃っています。しかしどうも設計時には、まずこのテールランプ(のナンバープレート灯なしバージョン)を使うことにし、それに合わせてリアフェンダーをデザインしたのではないかと思われます。
それではそのまま純正のテールランプを使えば良いようなものですが、それではナンバープレート灯がありません。しかし今回購入したテールランプはバージョンアップされており、ナンバープレート灯が下部に追加されています(メーカHPに「新設計ボディへの改良によりナンバー灯機能を追加」と書かれていました)。ナンバープレートを固定する金具も付属していますので、これを使えば純正に近い形状で容易にフェンダーレス化ができそうです。すべての部品は amazon で購入できました。
これだけ部品が揃えば、あとはそれらを固定するための金具だけです。こればっかりはどうにかして制作するしかありません。純正品を加工したり、汎用の金属プレート等で付けることもできると思いますが、できればきれいに仕上げたいところ。まずは板金で制作しようと、図面を引いて個人向け制作をしている業者から見積もりをもらいましたが、割と単純な形状でも一万円以上はかかるようです(人件費を考えると当然ですが)。それなら、と3Dプリンタで制作することにしました。現物を測りながらCADソフトで適当にデザインし、DMMの3Dプリントサービスで出力してもらいました。6,487円、ちょっとコストはかかりましたが一品制作と考えれば悪くないでしょう。材質は割れにくいナイロンで、肉厚が3mmあるので強度は十分と思われます。
さて取り付けです。続きは次のページで。
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