2018年09月02日

油温計

XR250は空冷なので冷却水がありません。しかしそのせいで、エンジンの温度は走行風まかせ、エンジンの負荷に対し走行風があまり当たらなかったりすると潤滑油の温度が上がります。そこで油温計を取り付けました。

XR250の潤滑方式は「ドライサンプ」です。多くのエンジン(ウェットサンプ)はエンジン下部に潤滑油がたまり、それをオイルポンプが組み上げてエンジン各部へ届けます。それに対しドライサンプでは、エンジン下部へ落ちてきた潤滑油はエンジン外部のオイルタンクへ吸い上げられてしまい、潤滑はオイルタンクから別のポンプが圧力をかけて送り込みます。エンジン下部にオイル溜まり(オイルパン)を設ける必要がなくエンジンが小型化される、クランクシャフトがオイル油面を叩くことがなくなり出力が向上する、オイル冷却に有利、などの利点がありますが、オイルタンクを別に設ける必要があります。そこでXR250ではフレーム内にオイルを貯めるようになっています(バイクには割と多い方式です)。

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そのためオイル注入口はエンジン本体でなくフレームについています。タンクとハンドルの間にキャップがあり、ここでオイル量もチェックします。今回取り付ける油温計はここにキャップのかわりにつけるだけ。オイル量をチェックする棒(ディップスティック)が温度計になっていて、キャップ上に油温が表示されます。エンジン本体に取り付ける同様の油温計は車種ごとにいろいろ売られていますが、XR250は注入口が目の前なので見やすくてよい、というわけです。

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油温計を取り付ける前に精度のチェックをしておきます。今回のものは国内メーカの製品なので不安はありませんが、同様の油温計には海外製の怪しげな商品もあり、不正確な油温が表示されるとかえってまずいからです。お湯をぶくぶくと沸騰させ、そこに油温計を差し込むとちょうど100℃、精度はバッチリのようです。

走行時の油温は気温や負荷、車速によって違うはずですが、一般道を1時間ぐらい連続走行したところ120度近くまで上がりました。空冷なのでどうしても油温は高めですし、夏場ということもありますが、それにしても意外と高めです。オイル交換はこまめに、また高温時の粘度が高いオイルを入れるほうが良さそうです。渋滞路を走る機会はあまりなさそうですが、やはり空冷エンジンには油温計があったほうがよさそうです。
posted by tksg at 12:00| Comment(0) | XR250
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