2005年以前に製造された車両のフロントウインカーは必ずしも斜めから見えるようには規定されていないようですし、ヘッドライトに内蔵されているウインカーも斜めからでも見えますが、ともあれ、現在のウインカーにとってつけた感があるので、まずはミラーにウインカーが内蔵された形式のものを取り付けることにしました。
この社外品のカウルを加工・フィッティングした方はどうもその道のプロのようで、かなりきれいにしっかりと作ってあります。そのあたりはそのうち紹介するとして、フロントカウルを外すときに配線も簡単に外せるようウインカーの配線も110型のコネクタで接続されていました。NSR250Rは配線図を見る限りギボシで切り離せるようになっているはずですが、たしかにこのようにコネクタになっていたほうが脱着が簡単です。
そこでこのコネクタをそのまま活用することにし、110型のカプラーキットを購入。この手の部品は何度でも使うことがあるのと、少量買うと割高なので各種揃っているセットを買っておきました。LED式のミラーウインカーのみにすると電流値が小さくなってハイフラになるので、ヘッドライトの電球も並列つなぎにしておきます。
取り付けた様子。前にFX110に取り付けたウインカーよりも光量があるようで、面積や昼間の視認性なども問題なさそうです。この写真はGIFアニメですのでスパッと点灯していますが、実際には電球部分は立ち上がりや消灯時にじんわり点灯・消灯するので少し見え方は違います。
このミラー、amazonで3,000円ほどで買える安物ですが、良いのがミラー面にもインジケーターがあること。消し忘れ防止に役立ってくれそうに思えます。また、もとのミラーに比べると面積が大きく、少し横に張り出しているので後方視界がよさそう。もとのミラーはかなり自分の体に遮られてしまっていたので、大きい改善です。形状もこの少しシャープな印象のカウルに合っていると思います。
まだ購入後いくらも走っていないのに早速手を入れるとは、相変わらずな気もしますが、これでさらに気持ちよく走れそうです。時間がなくて乗れてないですが、何度かエンジンを掛けて感心したのは、始動性が極めて良いこと。これまでの2台(FX110, XR250)もキックスターターがついていましたが、それらよりもずっと始動性が良い感じがします。試しに足でなく、横に立って手でキックスターターを下ろしてみたらさほどの力も要せずあっけなくエンジンがかかったのには驚きました。
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