2018年08月25日

ドナドナ

FX110を手放しました。FX110が悪いわけではありません。気に入っていましたし、今もできれば手元においておきたいバイクです。しかし今回思い切って車両を入れ替えることにしました。

最大の理由は、ツーリングへの対応です。知人にちょくちょくツーリングをしている方があり、ご一緒させてもらおうと思ったのですが、FX110は明らかにそれには向いていない。タンクはたった3L少々、燃費は良いので田舎の空いた道路ではタンクが空になるまで走って150km、安全を見て100kmほどは走れますが、ツーリングでは足手まといになってしまうでしょう。また荷物も乗りませんし、高速道路にも乗れないのでツーリングのプランそのものに影響が大きいです。

田舎の空いた道路で他の交通の流れに乗って走るにはちょっと余裕が不足していることや、一通り触った結果、次にやりたいことがなくなったこともあり、まあ限られた人生、次の経験をしようと思い立ちました。

さて売却ですが、一般にバイクは4輪車よりも買い取りが渋いようです。特にこういうマイナー車種は買い叩かれる恐れがあり、個人売買のほうが高くで売れるので、ヤフオクで売りに出しました。幸い早々に買い手がつきましたが、遠方の方です。取りに来ることも可能のようでしたが、やはりそう簡単ではない距離なので相談の結果、陸送を利用することになりました。

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陸送最大手のBASに持ち込んだ最後の1枚です。書類など重要書類は別途、簡易書留で発送し、また残してあったすべての純正部品(タイヤ含む)は宅配便で発送しました。初めてですがなんとかなりました。無事到着との連絡を受け、一件落着です。



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2018年07月14日

ウインカー点滅周期の調整

リアウインカーを流れるタイプにしたことで1つ気になることが出てきました。通常走行時はともかく、信号待ちなどで長くアイドリングが続くと電圧が低下し、ウインカーの点滅周期が短くなるのです。オリジナル状態ならバッテリーがあるのでなかなか電圧低下しませんが、バッテリーレス化しているため、しばらくすると電圧が下がってきます(ウルトラキャパシタを用いたバッテリーレスキットを使っているので、エンジンを止めてもウインカーが10秒ほど動作するぐらいの電圧保持力はありますが)。また、流れるタイプのウインカーは最初は小さく、だんだんと点灯面積が大きくなっていく方式のため(現在の車両規則ではそのような点灯方法しか認められていない)、あまりに点滅周期が短くなると消灯までに全てのLEDが点灯せずに終了することも起こりかねません。


アイドリングを低め(1200RPM程度)に設定して電圧が下がってきたときの実際の点滅の様子はこのような感じです。かろうじて全てのLEDが点灯してから消灯しているようですが、光り方として品がありません。そこでウインカーリレーを交換してみることにしました。

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amazonでも多数のウインカーリレーが売られています。L字に2つのピンが生えたリレーならどれでも使えそうですが、その中で電圧低下に強そうなもので、例によって安いものを注文。送料込みで580円でした。届いたものを見てみると、防水がされていないのはわかっていましたが、外ケースに基盤がはめ込まれているだけの簡単な構造。回路を見てみると、トランジスタが3個に同容量の電解コンデンサが2個・・・非安定マルチバイブレータ回路の亜種ともいうべき回路になっているようです。まずはそのまま装着してみましたが、純正の状態とほとんど変わらず、やはり電圧低下すると少し周期が短く(点滅が速く)なります。そこでコンデンサの容量を大きくしてみることにしました。

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手持ちの電解コンデンサをあてがって動きを見てみると案の定、一方の容量を増やすと点灯時間が伸び、もう一方を増やすと消灯時間が伸びます。点灯時間を決めている方の電解コンデンサを47μFから100μFに変えることにしました。左が購入時の状態、右は一方(上側)のコンデンサだけを変えたところです。


同じようにアイドリングで電圧が低下したときの点滅の様子です。あまり大きくは変わりませんが、LEDが最後まではっきりと点灯してから消えるようになり、望み通りの結果となりました。


少しアクセルを煽って電圧を上げてから撮影すると、このような感じです。点滅周期が少し伸びましたが、規定の毎分60-120回には十分収まっています。通常時はこのような点灯状態で見えるはずです。
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2018年06月30日

エアフィルタふたたび

FX110はキャブが斜めについています。カスタム車っぽい雰囲気ですが、横に飛び出たエアフィルタが内腿やふくらはぎに触れて少し違和感があります。以前、キジマ製のエアフィルタに交換して出っ張りが小さくなりましたが、それでも時々触れるので、今度は首の曲がったフィルタを買ってみました。

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FX110には中国や台湾で製造されたパーツが多数使われているようなので、躊躇することなくそのような安価なパーツを取り付けられます。今回も eBay で購入しました。なんと送料込み472円。これで海外から送られてきます。ただし梱包には期待できません。今回はなんとこんなふうに、ビニール袋に入っただけの状態で届きました。

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取り付ける前に前のキジマのフィルタと比べると、ゴムとフィルタの間の嵌合い部分の直径は同じです。キジマのフィルタのほうが小型で作りも良いので、今回は曲がったゴムの部分だけを使うことにし、フィルタ部分はキジマのパーツを使うことにしました。

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取り付けたところ、フィルタの出っ張りがさらに小さくなり、跨っても、よほど膝を絞らなければ触れる感じがなくなりました。実はキャブごと内側へ振るための部品も買ってあるのですが、これならそこまでする必要はなさそうです。

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真後ろから見たところ。フレーム内にほぼ収まり、すっきりしました。
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