2018年04月01日

FX110の第一印象

購入後、まずは近所からですが、少し非舗装路にも踏み込んでみたりしながら100kmぐらい走行しました。

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まだまだ慣れていませんし、車両の慣らしも進んでいませんが、まず第一印象は以下のようなものでした。

  • エンジン・・割りと下からトルクがあり、気難しいところはありません。ただし単気筒の宿命で高回転時には振動が大きくなり、幹線道路の流れに乗ろうとするぐらいの速度ではハンドルにかなり振動が来ます(もう少し慣らしが進み、またオイル交換をした後では少しましになりましたが、やっぱり振動は強めです)。エンジン内のガソリンの爆発の、ツブだった感触が心地よいです。始動性は悪くありません。チョークを引いていれば冷えていても1回か2回でかかります。

  • シャシ・・他のブログでは「剛性がない」と書かれていますが、乏しい経験ながら、どうも感触としてはフレームでなくタイヤがブロックタイヤだからのようです。フレーム部分はタンクと共通になっているため大断面で、またスイングアームもわりとしっかり出来ているので、たぶんタイヤをちょっとオンロードよりのものにすると大きく変わると思います。車体が軽いかわりにホイール径が大きいためか安定感があり、少し倒しても切れ込む感じはなく、車重の割には意識して倒していく必要があります。といってもタイヤがタイヤなので大きく傾けるのは怖く、小さい交差点レベルの話ですが。

  • ミッション・・遠心クラッチということころが気になっていたのですが、さすがカブの設計を引き継いでいるだけのことはあって、便利で使いやすいです。回転上昇に合わせてうまくつながってくれるので、小排気量ですが発進がとてもスムーズで、エンストの心配も皆無です。シフトレバーをつま先で操作している間(踏んでいる間、または押し上げている間)はクラッチが切れるので、クラッチを繋ぐタイミングやつながり方を任意に調整することも出来ますし、4速から更に押し上げる操作でもクラッチが切れます。エンブレがかかる方向(タイヤから逆にエンジンが増速される方向)ではワンウェイクラッチが働くようで、エンブレがちゃんと効きます。慣れるまではシフトチェンジのときについ左手でリアブレーキを握ってしまいがちですが、すぐに慣れました。大変ローギアードで2速・3速でも発進できます、というより1速は低すぎるので2速発進を常用しています。

  • メーター・・唯一、現代的な感じがするのがデジタル式のメーターです。表示部は小ぶりですが速度の文字は大きく、バーグラフ式のタコメータも見やすいし、なによりギアポジションが表示されるのがありがたい。同クラスではタコメータのない車両が多いですが、これは良いです。

  • ブレーキ・・効き方に違和感はありませんが、握力を要するタイプで、しっかり握る必要があります。最近のバイクは軽く握るだけでかなり強くブレーキのかかるものもありますが、FX110では、特にフロントはなかなかロックまで行きません。タイヤがオンロード向けでなくグリップが弱いこと、グリップしにくい非舗装路ではロックしやすいこと、自分自身フロントロックで怖い目にあったこともあって、個人的には嬉しい設定です。

  • タイヤ・・非舗装路で思った以上にグリップするのに驚きました。河川の堤防の斜度であれば、足で(歩行で)登ると滑りがちですが、ローギアードであることなども相まって、草が生えているところでも垂直にトコトコ登っていけます。オンロードではグリップを云々できる走り方をしていませんが、それよりは飛び出たブロックの剛性感の低さが気になるかと思います。しかしオフロード重視のタイヤなので仕方がないところでしょう。街乗りに割り切るならブロックが大きいタイヤにすればいいのですが、オモチャとしてみると悩ましいところです。

  • サスペンション・・オフ車なのでストロークが大きめですが、思ったよりは硬めかと思いました(他のオフ車にちゃんと乗ったことがないので比較ではありませんが)。フワフワした感触はなく路面の凹凸を前後ともにわりと伝えてきますが,そもそもストロークがあり、タイヤも大きいのであんまり心配せず突っ込んでいけるのはオフ車のいいところかなと思います。

  • 足つき、ポジション・・最初、店でまたがったときにはやはり、シート高が高いと思いましたが、実際に乗ってみると何ら問題ありません。両つま先は付きますが、かかとは数cm浮きます。つまり「両足べったり」には少し足りませんが、一時停止や信号待ちなどでの面倒さ・しんどさ、不安感はありません。最低地上高が大変高いのでペダル位置も高いですが、窮屈というほどではありません。ハンドルは適度な高さと距離で、着座位置を前後させる自由度があるのでなんとでもなりますが、オフ車らしくハンドル幅が広い感じはします。


とにかく軽いので、例えば軽自動車でもすれ違いしづらいぐらいの細い農道で行き止まりになっても,スイスイ切り返して戻れるし、それが坂になっていても問題ありません。信号待ちでニュートラルを探る必要もなく、回転が下がりすぎてギクシャクすることもないので、気を使わずに楽に乗れます。贅沢を言えば、高回転時にもっとスムーズなら良いのですが、これはバランサーのない単純な単気筒なので仕方がないところでしょう。気に入りました。
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2018年03月31日

納車

FX110の納車は2週間後となり、その間に販売証明書を持って役場に行きます。簡単な書類を書くとすぐにナンバーを出してくれました。数分で完了です。分かっていても、実際、こんなに手軽なものかと・・4輪とは大違いです、平日に時間をとることさえできれば。それと、保険屋さんに電話して、手持ちの4輪車の保険のうち1つにファミリーバイク特約をつけました。

いよいよ納車です。陸送業者がトラックに積んで持ってきたので、エンジンがかかるかだけチェック。キック一発でかかりました。ごきげんです。書類にサインして車庫に収め、ナンバープレートを取り付けます。そうするともう、走りに出かけられます。

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納車直後、ナンバー取り付け前

前に乗っていたときのヘルメットやグローブ、ジャケットを引っ張り出してきて、まずは近所の車の来なさそうなところで試走です。前の大型車に比べると圧倒的に軽く、車庫前の坂道でも不安はありません。コックをONにしてキックをするとすんなりエンジンがかかります。そのまま1速に入れ、走り出します。

大してバイクの経験はないのに、2速に上げるときについ左手のレバーを握ってしまいます。といっても強く効くブレーキではないので大変なことにはなりませんが。乗ってみると、1速はかなりローギアードなので2速の発進で十分です。中間のトルクがあり、上に行くとだんだんまたトルクが下がる特性で、振動が増えるのであんまり引っ張ることを求めるタイプではありません。

エンジンが温まってくるとアイドルが下がり、近所を少し回って帰ってくる頃にはエンストしかかるぐらいになりました。降りてよく見てみると、キャブに直接ついているチョークレバーが引かれています。保証なしの現車渡しで、取説がなく、ちゃんとチェックしていなかったのです。チョークを戻すと快調になります。

もう1つ、不具合を発見しました。メーターにはバーグラフ式のタコメーターがついていると思っていたのですが、まったく表示されません。そういうものだったっけ・・と思いながら、帰ってきてから調べてみます。やっぱり、あるはずです。無保証の現車渡し(といっても整備付き)で購入しているので文句を言う筋合いではないのですが、念のため販売店に「タコメータが動かないようですが、なにか設定ミスとかあるのでしょうか?」と一報だけ入れておいてから配線を見てみます。

バッテリー上のカプラー周りを見ていると、原因らしきものを見つけました。カプラーのうち1つで、ピンが少し抜けたようになっているところがあります。これを押し込んでみると、タコメータが動き出しました。販売店には「動きました、お騒がせしました」と連絡しました。もしかしたらこれが安値の原因だったのかもしれません。

他には前後ホイールのスポークが、錆びとまでは言わないものの、少し白っぽくなっていたり、取説やリアブレーキディスクのプロテクターがないぐらいです。ネットで見てみると、フロントフォークのアウターチューブやホイールのリムが茶色に脱色しているものを多く見かけますが、そういうこともありません。良い買い物でした。
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2018年03月04日

FX110購入

新車定価27万円のCCW(クリーブランドサイクルワークス) FX110。保証なしの個体が廉価に売られています。同じ店でも保証付きのものは定価あたりで売られているので、どうにも訳ありな感じが漂いますが、買おうとしているのは実用車でなくオモチャです。早速電話してみました。

「きれいなバイクですよー もちろん何も問題ありません。でも現車1台限りですので、売れちゃったらごめんなさい」

商売ですから当然ですが、うまくやられている気がしないでもありません。しかしそう言っていても仕方がないので、残っていることを願いながら週末までを過ごし、隣県のお店まで行ってきました。

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果たしてそのお店に、まだその車両はありました。「さっきも別の方が見に来られてました」などと言われ、落ち着きを失わないようにしながら現車を見ると、たしかにどこも悪くなさそうですし傷もありません。オドメータもも2kmで正真正銘の新車。さっそく跨がらせてもらいました。シート高が高めということは分かっていたのですが、細身の車体であること、体重でサスが割りと沈み込むことから問題なさそう。ハンドルやステップの位置関係も良い感じです。分厚い塗装など、見た目の品質も悪くない。

お店はご覧のとおり、KTMなどの外車を中心にしたお店で、オフロードに強そう。FX110の販売実績も多く、他にモタード仕様(17インチのオンロードタイヤを履かせたバージョン)も置いてありました。店主によると、かなり走破性がよく面白い車両とのこと。昔、4輪のオフロード車に乗っていたことがありましたが、オフロードに踏み入れる機会がなく、ほとんど活用しませんでした。しかしこのバイクならあちこち行けそう。そういう、4輪でできないこともしたいので、もう買っちゃおうかという気分になりました。

全体のデザインや作りはブログやら動画やらで確認していましたが,前後ホイールサイズが大きいこともあって、原付二種としては思った以上にかなり大きいです。エンジンなど実質的にはカブですが、機械に詳しくない人には、そうは見えない。その場で「買います」と言いそうになりましたが、家族にはまだ話していません。前回は無断で買ったことが不評の原因だったので、これでは後々楽しめない、と思い、後ろ髪をひかれる思いで「相談して明日返事します」といって店を後にしました。

自宅に帰り、落ち着いた頃を見計らって談判します。やはり、ここ数年研究を続けていたことはバレていたようで、「やっぱり?」と言われましたが、ちゃんと事前に話したことと、その間の時間の蓄積もあり、なんとか許可を得て、翌日またお店に行って手続きをしてきました。
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