2021年03月14日

ヘッドライトのLED化

NSR250Rですが、さすがに昨年はほとんど乗りませんでした。コロナ禍で病院に負担がかかっており、自分としても、また社会のためにも、万が一にも大怪我はできないということで、たまに自宅でエンジンをかけるか、少し近所を走るだけか、といったところ。しかしそんな状態でも劣化するところは劣化します。

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というのはこのバイク。外装がオリジナルですが、HID式となっているヘッドライトがどうも不調で、電源ONでもときどき点灯しなかったりしたのですが、最近はとうとうつかなくなってしまいました。2灯あるヘッドライトのうち片側はそもそも点灯しておらず、店の説明では「消費電力の関係で片側だけ点灯するようにしてあるようだ」ということでしたが、バルブもバラスト(制御回路)も付いていて接続もされており、故障しているようにも思えます。

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ということで最初はレギュレータを疑い、交換したのですが変化なし。あまり乗らないこともあるのでバッテリー充電器も調達して充電したのですがダメなようです.電圧も十分な値なので、これはいよいよHID本体か、ということになりました。HIDは明るいですがハロゲンに比べてさほど消費電力削減にならないのと、バラストが邪魔なので、この機会にLED化することにしました。

しかし問題はヘッドライトユニット。HIDのバルブを抜いて交換したいところですが、どうも単にソケットで入っているのではなく、ユニットを加工して装着されているようです。バルブを後ろから押さえる配線部品もないため、市販のLEDもそのままでは取り付けられません。やむなくヘッドライトユニットを新しく調達することにしました。この外装は TYGA Performance製で、ヘッドライトユニットの在庫もありそうでしたが、型番の確認も兼ねて念のため問い合わせると、在庫ありとのこと。さらにおすすめの、問題なく使えることが確認済みのLEDバルブまで紹介してもらえました。早速注文するとFedExで発送され、ものの3日ほどでタイから到着。驚きの速さです。

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装着は特にトラブルなく行えました。ヘッドライトユニットは見えない部分が黒色から透明に変更されていたりとまったく同じものではなかったのですが形状は同じで、そのままポン付け。LEDバルブも後ろ側に飛び出しがないタイプで、電球を抜いて差し替えるだけです。メーター裏に取り付けてあったバラスト類をごっそり降ろしすっきりしました。以前はリレーを用いてバッテリーからバラストまでの電源を直結されていたのですが、それも不要になり、かなりの量の部品が撤去できましたし、トラブルに繋がりうる漏電のリスクも減ったと思います。この機会にバッテリーも新調しました。

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前回エンジンを掛けてから、約4ヶ月ぶりになるかもしれません。エンジンも(さすがにキック回数を要しましたが)無事にかかり、近所を少し走りましたが変わらず好調。これから良い季節ですので楽しみですが、唯一の不安材料はコロナウイルスの状況でしょうか。
posted by tksg at 23:45| Comment(0) | NSR250R

2019年12月08日

カウルの修正

このNSR250Rには社外品のカウルが付いています。サイドカウルはCBR250RR(MC22)用のようですが、シートカウルはまたちょっと違います。どうも、CBR250R (MC41) 用の外品カウルをもとに製作されているようです。

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きれいにフィッティングされているのですが、少し気になるところがありました。それは、シートカウルとフレームの間がいろんな角度をむいてギザギザしている点です。そこで今回、そこを平行にして「とってつけた感」を解消することにしました。

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カウルをカットすると隙間が大きくなり、カプラーとかが見えてしまうので、まずはパンチングメタルで目隠しをすることにしました。アルミ製のパンチングメタルは柔らかくて切るのも簡単、波打たないように気をつければOKです。

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続いていよいよカウルのカット。このカウルはFRP製なので丈夫ですが、サンダーならあっという間に切れます。反対側も同様にカットします。

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出来上がりです。違和感なく仕上がりました。カウルは白できれいに塗装されていますが、遠目にはゲルコートのまま塗装していないようにも見えるので,少しステッカーも貼ってみました。
posted by tksg at 22:23| Comment(0) | NSR250R

2019年10月20日

カメラ取り付け

前のXR250にも取り付けたことのあるアクションカメラを、NSR250Rにも取り付けてみることにしました。しかし、XR250はバーハンドルだったのでクランプでハンドルに締め付ければよいだけだったのですが、セパハンのNSR250Rではそれはできません。ミラーの根元につけてみたこともありますが、振動が割とあるだけではなく、速度が上がると風切り音が大きくて他の音がよく聞こえません。そこでハンドルのステム穴につけることにしました。

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現車にはおそらく社外品のステムナットが取り付けられており、ステムの内径よりも口の部分の直径が小さいようです。そのため汎用のマウントではうまく固定できず、グラインダーで削ってどうにか固定できるようにしたものの斜めになってしまうなどの問題もありました。そこでもっとお手軽な、ゴム製の「ウェルナット」を使ってみることにしました。5個入で500円少々というリーズナブルなパーツですが、必要なのは1個だけです。これにアクションカメラのマウント金具を通して締め込んでいくと、ゴムの部分が広がってきて固定されるというものです。

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いい具合に固定されました。ゴムパーツなのでガチガチではなく、少しだけ弾力がありますが、揺れるほどではなく、かえって車体を伝ってくる振動を遮断してくれる感じもします。高さもほどほどで、透明スクリーンがいい感じに風を遮ってくれそうです。

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撮影結果はこんな感じです。左下と右下がカウルで隠れてしまいますが、走行中は速く流れてしまいあまり意味がない部分なので問題なさそう。風切り音も、車速が上がると少ししますが、エンジン音よりはずっと小さく、効果絶大でした。ドライブレコーダー的にループモードでも撮影できるし、位置的にメーター類やランプ類も見えるので良い感じです。
posted by tksg at 22:37| Comment(0) | NSR250R