2019年06月08日

状態確認

よく整備されていると言っても昭和のバイク。念のため、乗り出す前に気になる部分を確認しました。出先でプラグ交換が必要になったときなどのため、簡単な作業ならすぐできることを確認しておきたいためです。

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カウルをとったところはこんな様子で、いかにもノーマルです。そんななか、ラジエーターはMC21の湾曲タイプに交換されホース類も新しいものになっています。カウルを取り付けるステーもとてもしっかり作られており、ネジ受けもボルトではなくステーに雌ねじソケットが溶接されているタイプが使用されています。いちいちカウル裏側にレンチを入れなくても簡単にプラスドライバーだけでカウル脱着ができて助かります。

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気になる点というのは、カウルの保護です。右側のカウルとチャンバーの間隔が狭く、一部接触するようです。たいした温度ではないので大丈夫なようですが、念のためチャンバーとカウル内側にデイトナのグラスファイバーシートを張り込んでおきました。このカウル、TYGA Performanceというメーカの他車種(MC22 CBR250RR)用のものですが、これを加工して装着してあります。CBR250RRは直4エンジンのため幅が広く、左右のカウルにはクラッチカバーが露出するような丸い穴が空いていますが、そこは裏からFRPで丁寧に塞がれておりまったく違和感のない仕上がりになっています(カウル全体がもとからFRPです)。RCバルブは正常に動いている様子でした。

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リア側のシートカウルを外したところ。非常用の車載工具や予備のプラグ、書類を車両に搭載するにはどこがいいか検討するためです。シート下のバッテリーの上にかなりの空間があり、ここに書類や車載工具はじゅうぶん置けそう。それにしても、いかにもプロの仕事です。このカウルをつけるためにノーマルのシートレールは一部カットされていますが、切れ端もきれいに落とした上で全体がきれいに塗装されています。さらに、PGM(CDI, ECU)やRCバルブコントローラー・サブコントローラーがアルミ板を利用して丁寧に整然と固定されていました。適当にタイラップで止めるようないい加減な処理は一切なし。バッテリーも新しそうですし、シートを支える部分もうまく作り込んであり感心させられました。シートカウルはプラスネジ4箇所を外すだけで脱着できるので、別途、フロントカウル内側のどこかに小さい小物入れをつけてドライバーなどを入れておくことにします。

左端の赤いカプラーの上に見える黒いギボシが、かの有名な?1988年式のパワーリミッターの配線です。このギボシを抜くだけで、75%までしか開かないRCバルブが全開するようになり9500〜12000rpmのあたりのパワーが向上するはず。でもまあ、せっかくつながっているので(笑)いまのところはつないだままにして様子を見ようと思います。
posted by tksg at 22:10| Comment(0) | NSR250R

2019年06月07日

ミラーウインカー取り付け

このNSR、保安部品をきちんと備えつつ、できるだけシンプルに見えるようにきれいにカスタムされています。その中で1点、フェンダーに貼り付け式のウインカーが装着されています。どうやらもとのヘッドライトのバルブではワット数が足りずにハイフラ(球切れと誤認して点滅が速くなる)になるためのようで、また、斜めからの方向指示器の視認性の確保もあって取り付けられたようです。

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2005年以前に製造された車両のフロントウインカーは必ずしも斜めから見えるようには規定されていないようですし、ヘッドライトに内蔵されているウインカーも斜めからでも見えますが、ともあれ、現在のウインカーにとってつけた感があるので、まずはミラーにウインカーが内蔵された形式のものを取り付けることにしました。

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この社外品のカウルを加工・フィッティングした方はどうもその道のプロのようで、かなりきれいにしっかりと作ってあります。そのあたりはそのうち紹介するとして、フロントカウルを外すときに配線も簡単に外せるようウインカーの配線も110型のコネクタで接続されていました。NSR250Rは配線図を見る限りギボシで切り離せるようになっているはずですが、たしかにこのようにコネクタになっていたほうが脱着が簡単です。

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そこでこのコネクタをそのまま活用することにし、110型のカプラーキットを購入。この手の部品は何度でも使うことがあるのと、少量買うと割高なので各種揃っているセットを買っておきました。LED式のミラーウインカーのみにすると電流値が小さくなってハイフラになるので、ヘッドライトの電球も並列つなぎにしておきます。

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取り付けた様子。前にFX110に取り付けたウインカーよりも光量があるようで、面積や昼間の視認性なども問題なさそうです。この写真はGIFアニメですのでスパッと点灯していますが、実際には電球部分は立ち上がりや消灯時にじんわり点灯・消灯するので少し見え方は違います。

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このミラー、amazonで3,000円ほどで買える安物ですが、良いのがミラー面にもインジケーターがあること。消し忘れ防止に役立ってくれそうに思えます。また、もとのミラーに比べると面積が大きく、少し横に張り出しているので後方視界がよさそう。もとのミラーはかなり自分の体に遮られてしまっていたので、大きい改善です。形状もこの少しシャープな印象のカウルに合っていると思います。

まだ購入後いくらも走っていないのに早速手を入れるとは、相変わらずな気もしますが、これでさらに気持ちよく走れそうです。時間がなくて乗れてないですが、何度かエンジンを掛けて感心したのは、始動性が極めて良いこと。これまでの2台(FX110, XR250)もキックスターターがついていましたが、それらよりもずっと始動性が良い感じがします。試しに足でなく、横に立って手でキックスターターを下ろしてみたらさほどの力も要せずあっけなくエンジンがかかったのには驚きました。
posted by tksg at 01:03| Comment(0) | NSR250R

2019年06月02日

NSR買っちゃった

突然ですがNSR250Rを買ってしまいました。

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昨年夏に購入したXR250はほんとうに万能なバイクで、どこにでも行ける感じがするし、積載性も信頼性も高く、性能にも過不足ないバイクです。これ一台でいけるところまで行く・・つもりでしたが、しかし発見してしまったわけです。自宅から歩いていけるほど近くにあるチューンショップで、とても状態の良い「ハチハチ」こと1988年式NSR250R (MC18) が売りに出ていることを。

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NSRらしくない形ですがそれもそのはず、前半の外装は外品(TYGA Performance製 T8)で、しかもCBR250RR (MC22) 用に販売されているカウルをかなり加工して作ってあります。CBR250RR用のカウルはクラッチカバー・ジェネレーターカバーの部分にぽっかり丸い穴が空いているのですが、そこを丁寧に塞いだ上で、(ゲルコートのままではなく)白色でちゃんと塗装されています。リアカウルはまた別の車種用のものを加工して制作してあるようで、やはり他車種から流用されたテールライト・ウインカーがきれいにまとまっています。

スイングアームは1990年以降のMC21型に搭載されているガルアームに換装されており、同時にリアホイールも17インチになっています。最近は高性能タイヤは17インチでしか発売されませんから、これもとても嬉しいモディファイ。一方でチャンバーやサイレンサーはノーマルで、過剰にうるさすぎないのも嬉しいポイントです。

もちろんタンクもきれいに塗装されていますし、カウルを取り付けるステーも汎用の穴開きプレートなどではなく、溶接などを使いながら制作されたもの。ボルトを受ける部分はすべてソケットになっているので外側からネジを回すだけでカウルが脱着できます。フォークのインナーチューブはもちろん、フロントブレーキローターのハブやフォークのアウターチューブなど腐食しやすい場所もすべて非常に綺麗で、樹脂パーツやホース類も状態良好。とても整備が行き届いているようだったので購入を決めました。

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他にモディファイされているところとしては、ヘッドライトがHID化されているところや、ラジエーターが平板状のオリジナルではなく、湾曲したMC21用が取り付けられていることなどがありますが、ほかは割とオリジナルを保っています。令和の時代になって31年前の昭和のバイクということになりますが、レプリカバイクによくあるスポンサーロゴもなく、カラーリングもシンプルな単色で、今風の小さなSSという感じなのが気に入っています。

午後から雨になりそうなので午前のうちに引き取ってきました。エンジンが冷えていても始動性もよく、アイドリングも安定。6000rpmを超えた当たりからすうっと軽くなって前方へ吸い寄せられるような感触があり、7000rpmを超えるとすごいというパワーバンドの存在をビンビン感じますが、まずはそのまえにシフトアップしながら帰って来ました。クラス随一の性能で知られるバイクなので、気をつけて乗りたいと思います。
posted by tksg at 20:48| Comment(0) | NSR250R