今日は雨なので、車庫でこんなムービーを撮ってみました。キックが軽いので足など使わなくても手でエンジンを掛けられます。しかもこれを撮ったのは今週末の初回の始動、つまり1週間放置後でエンジンは室温まで冷えている状態です。これまでに所有していた2台のバイク(FX110, XR250)のどちらよりも始動性は高いと思います。これならセルモーターの必要性は全然感じません。NSR250Rは2気筒なのでさらに1回転あたりの爆発回数が多いことや、クランクケースリードバルブのため吸気負圧がかかりやすいこともあるのかなと思います。実は、上の映像では始動直後で前バンクしかまだ火が入っていませんが、少しふかすと当然両方から白煙が出始めます。このことからも2気筒あるのでかかりやすいということになるのかなという気がします。
ネット上では何十回とキックしてもかからなかった体験なども挙がっていますが、センターシール抜けのほか、私見ではリードバルブの反りや欠けがあると始動性が低下するんじゃないかなと思います。また冷感に比べ、むしろ走行後10分ほどした、キャブなどが加熱しているであろう状況のほうが始動性が悪くなることがあります。このときは(取扱説明書にあるとおりに)チョークは引かずにスロットルをちょっとだけ回してキックするとすぐかかります。
2ストですのでやはり白煙は出ます。少しエンジンを掛けていると、すぐに車庫が曇ってきます・・が、思いのほかドライな感じで、走行している限りあまりバイクも汚れないし、衣類にも気になるほどの匂いはつきません。むしろ隣に置いてある古いホンダ4輪車のほうがススをたくさん吐きます・・2ストのオイル汚れは心配していたほどではないようです。
連休の後半は晴れ間も覗いてきたので、合計100km余り、近所を走ってきました。キャブ車なので温まるまで本調子にならないのは当然としても、よく観察すると水温が上がったばかりよりも10〜20kmほど走ってからのほうがいい感触のような気がします。その事もあってちょっと近所まで・・という乗り方には向いてないし、精神的にも良くない感じ。ですので一度車庫から出したら、2時間弱ほどは乗っています。燃費ですが、今回はあまり高回転ばかりキープせずに4000rpmあたりもそれなりに使って 14.8km/L でした。あいかわらずよくはありませんが、まあちょっとは改善しました。エンジンオイルもちょうどいいペースで減っている(供給されている)ようだし、左右バンクの白煙の量も均等なので燃料タンクへのオイル投入はやめるか、ごくわずかまで減らそうと思っています。
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