道の駅を2つほどハシゴして、80km余り走ってきました。やはり晴れると皆出かけたくなるのか、今日はやたらとバイクが多い日でした。
この道の駅ではトイレに寄って2,3分ほど休み、さあ出かけようとジャケット(hit-airという「着るエアバッグ」タイプを使っています)を着て、ヘルメットをかぶり、グローブをつけようとしたところで「すみません、写真撮ってもらえますか・・・」 僕はなぜか、やたらと写真を撮ってほしいと依頼されるタイプのようで、これは特に珍しくもないのですが、さすがにヘルメット姿で声をかけられるとは思いませんでした。
ご覧のようにこの車両は88年式ですがガルアームがついています。割と定番のカスタムですし、ガルアームの装着そのものはさほど難しくないようですが、車高が合わないという情報をよく見ます。
この車両ではどうなっているかというと、このまさに「MC18型にガルアームを装着する」ことを実現するための専用パーツが付いていました(HONDAと書かれている三角形のパーツ)。プロリンクサス特有のプログレッシブレートを実現するための部品が交換されています。
検索してもあまり情報が出てこないのですが、その中で1つ、8年ほど前のオークションの情報が見つかりました(上の写真)。そこにはこのパーツと同じものが写っており、まさに「MC18にガルアームをつける」ためのパーツという説明があります。今はもう売っていないのかもしれません。
なお、前に一旦取り外していたウインカー付きのミラーですが、装着し直しました。といいますか、訳あって同じ商品を書い直したのですが、新しいものはアーム部分が改善されており剛性が上がっていました。前のものもアーム内部は金属製のようですが、それがかなり厚い樹脂で覆われていたところ、新しいものは金属部分が太くなり、その外部が黒色塗装されたようになっています(ですので触った感じ、前よりひんやりします)。実際に振動はかなり減って問題なくなりました。やはりミラーが外に広がっている分、後方視界は純正よりずっと良いです。
今回は高回転だけでなく低回転も含め、いろんな回転数や負荷で走りました。もちろん高回転まで回さないとこのエンジンの良さが出ないところはあるのですが、もう1つ、4000rpmあたりにも使いやすい領域があります。それより上の回転数(6000rpm弱のあたり)はスロットルをひねって加速しないとバラバラと爆発が抜け気味になりやすいですが、4000rpmのあたりはそれよりは揃った爆発になりやすいです。また思い切ってギアを上げて回転を落とし、そこでスロットルを大きめに開いたほうが、高回転で弱いスロットルを使うよりは安定した燃焼になります。ですがやはり巡航中の走行負荷にちょうどつりあう(=加速も減速もしない)弱い力を出すのが不得意なエンジンであることには変わりなく、全開加速とスロットル閉を繰り返して使用するサーキット向けのエンジンであることには変わりありません。
ニーグリップするとキックアームが少し足に触れて気持ち悪かったのですが、いろんな写真を見るともう少しキックアームが下にあるので外してみたところ、スプラインが1つぶん上に付いていました。時計回りに1つずらして解消。
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